福士蒼汰&山崎紘菜、初の海外映画祭に大感激!『神さまの言うとおり』に拍手鳴りやまず!
俳優の福士蒼汰と山崎紘菜が現地時間18日、イタリアで開催中の第9回ローマ国際映画祭(10月16日~25日)のコンペティション部門(ガラ部門)で上映された出演作『神さまの言うとおり』のプレミア上映とレッドカーペットに、メガホンを取った三池崇史監督と共に出席した。
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国際映画祭初参加となった福士と山崎。公式記者会見では、二人ともイタリア語であいさつ、続いて英語でのスピーチも披露し、現地記者から驚きの声が上がった。そしてレッドカーペットイベントでは、山崎がタイトなミニスカートに背中の大きく開いた黒のドレス姿で観客を魅了。三人はそれぞれ、作品にも登場するダルマを持って登場し、映画のチラシにサインを求める人々が会場にあふれる中、ひとりひとりに丁寧に対応して大歓声を受けた。
ワールドプレミア上映には、1,000人を超える観客が集合。客席からは笑いや驚きの声が次々と上がるなどまさに会場一体となる盛り上がりを見せ、上映終了後、福士たちに対して、イタリアの観客から約4分間におよぶスタンディングオベーションが贈られた。
この光景に福士は「人生でこんなこと体験したことがないので、どうしていいのかわからなかったのですが、こうして皆さんに受け入れてもらえて本当にうれしいです。役者としてもっとやりたいという気持ちがわき起こってくる舞台でした」と大感激。また「夢のような瞬間でした」という山崎も、「この作品でこの場所に来られたこと、素晴らしい作品に携わることができたことに感謝しています。本当に会場で観たあの景色は一生忘れられないし、うれしくて涙がでそうになりました」と感慨深げに語った。
三池監督は、イタリアの観客からの好反応に「ただただホッとしました」とコメント。今回の映画祭では、特別賞となる「マーベリック賞」を日本人として初受賞しており、「いろんな意味で“重い”ですよね。今までやってきた過去に対してもらった賞だと思うのですが、自分にとってはこれからより気合い入れていけよっていう勇気をもらった気がしています。映画を作って映画に助けられていると実感しました」と笑顔を見せた。(編集部・入倉功一)
映画『神さまの言うとおり』は11月15日より全国公開