実物大パトレイバーが六本木でデッキアップ!長編劇場版キャストの森カンナも参加
現在開催中の第27回東京国際映画祭の六本木ヒルズ会場で24日、「機動警察パトレイバー」の実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー』の実物大イングラム・デッキアップイベントが行われた。会場には主演・真野恵里菜をはじめキャスト&スタッフも駆け付け、真野の「パトレイバー、デッキアップ!」の合図と共に全長8メートルのイングラムがゆっくりと立ち上がり、集まったファンから感嘆の声が上がった。
デッキアップの前には、トークイベントにも参加し、東京国際映画祭の舞台に立ったことに真野は「今までこの光景をテレビの前で観ていたので、自分がこの場に立っていることに足が震えています」と感激。映画祭でデッキアップが行われることについても、「かっこいいイングラムをみなさんにお見せできるのがとても楽しみです」と笑顔でアピールしていた。
イベントには真野のほか筧利夫、太田莉菜、押井守総監督、そして来年公開予定の長編劇場版キャストとして新たに発表された森カンナも出席。押井総監督も無事デッキアップを決行できることに「昨日は雨だったけど晴れて良かった」と胸をなでおろした。また、劇場版でパトレイバーに立ちはだかる最新鋭ヘリのパイロットを演じることが発表された森は、ヘルメットをかぶるシーンに触れて「目の演出をすごくしていただいて。そういうのは初めて」と撮影での新体験を振り返った。
イングラムは映画祭期間の10月31日まで六本木ヒルズアリーナに設置され、1日数回のデッキアップが行われる予定。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』はコミックやアニメなどで展開された「機動警察パトレイバー」シリーズの実写版。全12話を劇場用に7章に分けて順次上映した後、2015年に新作となる長編劇場版の公開を予定している。(中村好伸)
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第6章』は11月29日より新宿ピカデリーほかにて2週間限定公開