『ソロモンの偽証』事件はここから…衝撃のはじまりが予告編で明らかに
人気作家・宮部みゆきのベストセラー小説を2部作で実写映画化する『ソロモンの偽証』の予告編が公開され、全てのはじまりである謎の事件の様子が明らかになった。
映画『ソロモンの偽証 前篇・事件』 『ソロモンの偽証 後篇・裁判』予告編
本作は宮部の最高傑作といわれる「ソロモンの偽証」を基にしたヒューマンミステリー。ある中学校を舞台に、クリスマスの朝に発覚した男子生徒の死亡事件を解決するべく立ち上がった女生徒・藤野涼子が開く学校内裁判と、明らかになっていく真実を描いている。
メガホンを取るのは『八日目の蝉』などの成島出監督。参加者1万人に上るオーディションで主演に大抜てきされた新人女優・藤野涼子のほか、中学生役にはフレッシュなキャストがズラリ。佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、小日向文世、黒木華、尾野真千子といった豪華俳優陣の出演にも注目だ。
公開された予告編では、記録的な大雪が降ったクリスマスの朝、雪に埋もれた中学生の遺体が校庭で発見される衝撃的なシーンが披露されており、不吉な物語のはじまりを予感させる。この事件は警察によって自殺と断定されたが、3通の告発状によって状況は一変。赤い文字で書かれたあやしい告発状には、「城東第三中学校、二年A組の柏木卓也君は自殺したのではありません。本当は殺されたのです。クリスマスイブのあの夜、ボクは現場を目撃してしまいました」と書かれている。「君の冤罪(えんざい)を必ず晴らす」「あなた、何者なの」という意味深なセリフも気になるところ。そして最後に現れる「この『嘘』に涙する」という言葉は一体何を意味するのか、誰がどのようなウソをついているのか、期待が高まる映像になっている。(編集部・吉田唯)
『ソロモンの偽証 前篇・事件』は2015年3月7日より公開
『ソロモンの偽証 後篇・裁判』は2015年4月11日より公開