ケヴィン・スペイシー、ニクソン大統領とエルヴィス・プレスリーの出会いを描いた映画に出演へ
これまであまり明るみになることがなかった、ニクソン元大統領とエルヴィス・プレスリーが出会ったエピソードを描く映画『エルヴィス&ニクソン(原題) / Elvis & Nixon』に、映画『アメリカン・ビューティー』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたケヴィン・スペイシーと、映画『マン・オブ・スティール』のマイケル・シャノンが出演することになったとDeadline.comが報じた。
1970年12月21日の朝、人気の絶頂期にあったプレスリーがホワイトハウスを訪れ、当時の大統領だったニクソンとの面会を希望、プレスリーは、大統領執務室でニクソン大統領に迎えられた。愛国心に満ちたプレスリーは、ドラッグとヒッピーたちを憂慮しており、FBIの覆面捜査官になりたいという思いを伝えた。拳銃のコルト45も贈り物として差し出したという。結局、それから4年に満たないうちに、ニクソンはウォーターゲート事件により辞任に追い込まれ、プレスリーはその3年後に他界した。
スペイシーがニクソン元大統領、シャノンがプレスリー役にキャスティングされた。
当初、本作品には、エリック・バナがプレスリー、ダニー・ヒューストンがニクソン役で出演するという話が浮上していたが、その可能性は立ち消えとなり、キャスティングは仕切り直された模様だ。
監督は、マイケル・シャノンも出演した映画『リターン(原題) / Return』のライザ・ジョンソン。映画『ソウ』などの俳優として知られるケイリー・エルウィズが脚本を手掛ける。撮影は2015年初めに開始予定だ。(鯨岡孝子)