宮沢りえと池松壮亮の“禁断”混浴シーン公開
第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞と観客賞の2冠に輝いた映画『紙の月』の特別映像が公開され、宮沢りえが演じる主人公・梅澤梨花と、池松壮亮ふんする大学生・光太の禁断の入浴シーンが明らかになった。
本特別映像は、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・アンド・ニコの主題歌「Femme Fatale(邦題『宿命の女』)」を使用して、銀行の契約社員として働く平凡な主婦の梨花が年下の大学生・光太と出会い不倫関係に陥っていく様子を背徳感なくさわやかに映し出したもの。ニコのボーカルと巨額横領事件を起こす梨花の表情や心情がマッチし、心に響く3分強の特別映像となっている。
中でも目を引くのは、惹(ひ)かれ合う梨花と光太が幸せそうな笑みを浮かべて、バスタブで体を寄せ合うシーン。一瞬の場面だが、ラブラブな二人の禁断のひとときを垣間見たようでドキッとすること請け合いだ。
メガホンを取った吉田大八監督は、同曲を主題歌に起用した理由について「反省も、後悔も、言い訳もせずに黙って映画の向こう側へ去って行く梅澤梨花を、僕もただ見送るしかなかった。だから、せめてニコの絶望的に優しい歌声で送り出してあげようと思いました」と語っている。(編集部・小松芙未)
映画『紙の月』は11月15日より全国公開