くまモン、クリスマスにむけて変身!サンタ姿の“モンタクロース”!
熊本県のゆるキャラ・くまモンが13日、江崎グリコのロングヒット商品「ビスコ」のクリスマス限定パッケージ「サンタビスコ」発売記念イベントに、サンタクロースにふんした“モンタクロース”となって出席した。この日は、アジア圏でただ一人、グリーンランド国際サンタクロース協会公認サンタクロースとして活動するパラダイス山元も出席。北欧流の正しいクリスマスの作法を紹介した。
くまモン、クリスマスにむけてモンタクロースに!フォトギャラリー
サンタ姿のくまモンは、熊本県天草市が日本のサンタクロースにとって最古の聖地である由縁で登場。「約450年前にキリスト教がポルトガルから伝わってから、天草では、ずっと欠かさずクリスマス(霜月祭)をお祝いしてきたんですね。わたしも最近知ってビックリしました」という山元は、昨年と今年、「世界サンタクロース会議 in 天草」を企画、くまモンも出席した。
また、山元は「日本ではクリスマスといえば、枕元に靴下を下げるのが習慣ですが、北欧では、枕元に温かい飲み物と手作りビスケットとサンタさんへの感謝の手紙を置いておくんです。サンタさんはその手紙を読んで、ビスケットを食べ散らかして帰っていく。それが儀式になっています」と説明。17年間務めている公認サンタの職務として「毎年夏にデンマークで開かれる世界サンタクロース会議に、自宅からこの(サンタの)格好で飛行機に乗っていかなきゃいけない。体重も120キロを切ってはいけない」と意外な苦労も披露していた。
グリコ「サンタビスコ」シリーズは、2年連続で、同協会公認のサンタクロース日本代表より、クリスマスに相応しいお菓子に認定された。クリスマス限定味の「ビスコ<ショートケーキ味>」やサンタ姿のビスコ坊やと「Thank You」など感謝のメッセージが印刷された「ミニパック」など、5種類をラインナップ。イベントではこの日の限定企画として、クリスマスプレゼント専門の架空の宅配便“サンタエクスプレス”のライダーたちが、バイクでビスコを配達する出初め式も行われ、くまモンも「熊本に行ってほしいモン」とエールを送った。(取材/岸田智)