お尻にグラス?リアリティー番組の女王がヌードで魅せた写真に賛否
カニエ・ウェストの妻でリアリティー番組の女王とも呼ばれているキム・カーダシアンが、PAPER誌でヌードに挑戦。その際に撮影された写真についてインターネット上で賛否両論が巻き起こっている。
同誌では「Break the Internet」(インターネットを破る)をテーマに、たびたびネットを騒がせているキムを起用。同誌でキムはヌード以外にも、両手で持ったシャンパンの中身が、彼女のお尻に乗せられたシャンパングラスまできれいに弧を描いて入るというインパクトのあるポーズにも挑んでいる。このポーズは、シャネルのCMなどを手掛けているフランスのアーティスト、ジャン=ポール・グードの作品「Champagne Incident」を基にしたもの。しかも写真は、ジャン自身によりパリで撮影されたという。
キムのInstagramで上げられた表紙とヌード時のグラビア画像には、それぞれ47万回、72万回の“いいね!”が押されている。彼女が「わたしは才能を持っていないと言われたわ。お尻にシャンパングラスを乗せてバランスを取る才能はね(笑)」とツイッターでつぶやいたところ、瞬く間にリツイート数は2万回を突破。
これらの写真について、彼女の見事なプロポーションを褒めたたえるメディアもあるが、キムに対して、彼女はこの構図に意味は求めておらず、ただインパクトがありセクシーだからということしか考えていないと批判的なメディアも多いようだ。
TIME.comでは、マイリー・サイラスやマドンナが行ってきたポーズには目的があり、女性の性的関心などについて提起することができたが、彼女のお尻はドーナッツに見えるかどうかしか考えられないとコメントされ、Washington Postには「キムのお尻はインターネットを壊すには至らない。なぜならば彼女の写真自体がインターネットを構築していくものの一つだからだ」とも書かれている。(編集部・井本早紀)