『ロッキー』のスピンオフ、アポロ・クリードの孫を主役にした映画にプロボクサー2人が出演か?
シルヴェスター・スタローン主演の映画『ロッキー』シリーズのスピンオフ作品が、来年1月から撮影に入ることが明らかになった。また、プロボクサーのアンドレ・ウォードとトニー・ベリューが出演交渉に入ったようだ。Empireほか複数メディアが報じている。
本作は昨年の夏から企画されている作品で、昨年のサンダンス映画祭で審査員賞と観客賞をダブル受賞した映画『フルートベール駅で』のライアン・クーグラー監督がメガホンを取り、キャストには同作で主役を務めたマイケル・B・ジョーダンがアポロ・クリードの孫役を演じる。さらにシルヴェスター・スタローンもロッキー・バルボアとして出演する予定。そしてこのたび、現WBA世界スーパーミドル級スーパー王者(統一王者)アンドレ・ウォード、元WBAライトヘビー級王者のトニー・ベリューが出演交渉に入った。
本作の主人公は、ロッキーの宿敵にして親友アポロ・クリードの孫アドニス。アドニスは祖父のおかげで裕福な暮らしをしていたものの、家族の反対を押し切って、ボクシングの道を歩むことを決意し、ボクサーになるためロッキーに自分のトレーナーになることを依頼する。ロッキーはボクシングの世界に戻ることを最初は拒んでいたものの、アドニスの才能に惹かれていくというストーリー。トニー・ベリューはアドニスの対戦相手、アンドレ・ウォードの役柄はまだ明らかにされていないようだ。
『ロッキー』シリーズは、第6弾『ロッキー・ザ・ファイナル』で幕を下ろしたが、また新たなスピンオフに期待したい。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)