KABA.ちゃん、睾丸摘出手術について赤裸々告白「言う予定じゃなかった」
タレントのKABA.ちゃんが20日、都内で行われた映画『スガラムルディの魔女』の女性限定試写会に出欠し、睾丸(こうがん)を摘出したことについて赤裸々に語った。
本作は、『ハイル・ミュタンテ!/電撃XX作戦』『どつかれてアンダルシア(仮)』などで熱狂的な支持を集めるスペインの鬼才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の最新作。警察の追跡から逃れるために、食欲旺盛な魔女たちが住むスガラムルディ村にたどり着いた強盗団が、人食い魔女たちと壮絶なバトルを繰り広げるさまを描く。
本作にちなみ、黒を基調とした魔女ファッションで登場したKABA.ちゃんは「なかなか黒髪にすることがないので、楽しみにしてきました」と笑顔。イグレシア印ともいうべき、異常なテンションの高さが全編に貫かれた本作についても「とにかく最初からパンチがあって。次にどういう展開になるのか予測できなくて、ハラハラドキドキしつつ、驚いちゃった」とすっかりハマっているようだった。
KABA.ちゃんといえば、10月に放送されたバラエティー番組「ウチくる!?」内で、手術で睾丸(こうがん)を摘出したと告白したことが話題に。司会者がその話題に触れようとすると、「いいんですか? これから映画を観るのに、そんな話をしちゃって。皆さんかわいそうにね」と返すも、「映画を観る前に免疫が必要ですから」という司会者の説得に、「確かに(人食い魔女などが登場する)こっちの映画の方が(睾丸の話よりも)怖いわよね」と納得。すかさず「あれも(番組で)マツコ・デラックスさんが言わせたのよ。わたしは言いふらす予定はなかったんだから」とふくれっ面となった。
現在の状況について「まだ第1段階なんで、くるみを摘んだという感じ。それで第1段階は終了。次の段階はホルモン的な治療をすることになる」と説明するKABA.ちゃん。今回の手術の背景について「やはりね、お嫁に行きたいと思って。自分が欲しいものはどんな手を使っても手に入れたいという気持ちは、この映画を観ればよくわかる。そういう意味ではあたし、魔女かもしれない」と本作に気持ちを重ねるKABA.ちゃんだった。(取材・文:壬生智裕)
映画『スガラムルディの魔女』は11月22日より全国順次公開