高倉健さん死去「残念の一語に尽きる」『鉄道員』降旗康男監督がしのぶ
俳優・高倉健さんの訃報を受けて18日、『鉄道員(ぽっぽや)』(1999)『ホタル』(2001)など、数多くの主演作でメガホンを取った降旗康男監督が、「残念の一語に尽きる」と東映を通じて追悼の言葉を発表した。
『新網走番外地』シリーズ『獄中の顔役』など、1960年代から高倉さんの主演作を多く手掛けた降旗監督。1980年代以降も『駅 STATION』(1981)『夜叉』(1985)などの名作を二人で生み出してきた。『鉄道員(ぽっぽや)』では、日本アカデミー賞監督賞を受賞。高倉さんの遺作となった『あなたへ』(2012)は、降旗監督と高倉さん20作目のタッグを組んだ一本だった。(編集部・入倉功一)