高倉健さん死去に各界から悼む声…志村けん、浅野忠信、GLAY・TERU
18日、俳優の高倉健さんが10日午前3時49分に悪性リンパ腫のため、都内の病院で亡くなっていたことがわかった。83歳。各界から名優の死を悼む声が続々と寄せられている。
高倉さんが佐藤乙松を演じた映画『鉄道員（ぽっぽや）』（1999）に出演したタレントの志村けんは、「悲しい 寂しい 辛い」と悲痛なタイトルのブログを更新。同作で高倉さんと初対面した際には温かい握手で迎えられ、生涯で一番緊張していたという志村を気遣うように、楽屋には「何なりとお申し付け下さい 乙松より」ときれいな花が置かれていたという。「なんと優しい心使い 有難うございました」とその人柄に触れた志村は、「お疲れ様でした でも残念です 寂しいです」と心境をつづっている。
高倉さんの遺作となった『あなたへ』（2012）に出演した俳優の浅野忠信は、「高倉健さんの ご冥福をお祈りします 本当に悲しいです ありがとうございました」とツイッターで追悼。ロックバンドGLAYのTERUは「僕の父の憧れだった、高倉健さんが、お亡くなりになったとの訃報が。父の影響もあり、高倉健さんの佇まいは、僕にとっても、憧れでした。ご冥福をお祈り申しあげます」と、アルピニストの野口健は「昭和の象徴がまた失われてしまいました。悲しいなぁ」とツイートするなど、ジャンルを問わず各界から哀悼のメッセージが届いている。（朝倉健人）