ディズニー&ピクサー、新社長が就任
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの社長にアンドリュー・ミルステイン氏、ピクサー・アニメーション・スタジオの社長にジム・モリス氏が就任することがわかった。米ディズニーが発表した。
両社の現社長を務めているエドウィン・キャットマル氏は、「わたしたちは、創造的なリーダーシップに満ちあふれた人材がディズニーにいることを、幸運にそして誇りに思います。アンドリューとジムは、ビジネスと芸術的観点を完璧なバランスで融合できる素晴らしい才能を持っています」と自信も見せ、「彼らはそれぞれのスタジオが最高の状態で制作できるようにするだけではなく、より創造性や物語性を高め、革新的にチームを率いてくれます」と信頼を寄せている。
ミルステイン氏は1997年に入社し、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで副社長とゼネラルマネージャーを兼任してきた人物。在任中には、大ヒットした『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『シュガー・ラッシュ』などの作品が公開された。なお新作の『ベイマックス』は日本公開を12月に控えている。
モリス氏もピクサーで、副社長とゼネラルマネージャーを兼任していた。海外のDVDコンテンツやテーマパークなどの管理も担っていた。また、『ウォーリー』や『ジョン・カーター』にはプロデューサーとして参加している。ピクサーに入社する前は、ルーカスフィルム作品で特撮及び音響効果を担当していたルーカスデジタル社の社長だった。今後モリス氏とミルステイン氏は、キャットマル氏の直属の部下となる予定。(編集部・井本早紀)