アンジェリーナ・ジョリー、女優引退騒動再び…引退計画を語る
今年5月に女優引退騒動が巻き起こり、いったんは引退を否定したアンジェリーナ・ジョリーが、再び引退を視野に入れていることを明かした。DuJourのインタビューで、女優引退を考えていますかという問いに対して、彼女は「もちろんです」と答えている。
同インタビューの中で、「女優という仕事が心地よいとは思ったことはないの。カメラの前に立つことを好きだと思ったこともないわ」とコメントしているアンジー。その一方で、監督業については、「今までメガホンを取ることができるなんて思ってもいなかった。でもずっとできるなら監督業をしてみたいと望んでいたの。とってもハッピーになれるから」とやる気を見せている。監督作『アンブロークン(原題) / Unbroken』のアメリカ公開が12月に控えている。
しかし、夫のブラッド・ピットとの共演作『バイ・ザ・シー(原題) / By the Sea』など、まだ女優としての待機作が残っている状況。アンジーはそのことについても考えているようで、EW.comのインタビューで「しばらく前から携わっている作品がまだ2、3本残っているの。それを成し遂げるまでは(女優)引退はできないわね」と引退時期はすぐではないことを認めている。また「監督業に力を入れていくため、女優としての活動は少なくなっていくでしょう」と引退というよりも活動を控えるというニュアンスも含ませた。だがやはり、頭の中には常に女優引退の計画はある様子。
以前からアンジーはブラッドと共に、俳優業引退をほのめかすコメントをしていたが、今年5月、監督業に集中するため女優業を引退するという彼女の発言をきっかけに、女優引退報道が活発化。その後、アンジー自身が6月の来日時に女優引退を否定した。そのときアンジーは、発言の真意として「これからはもっと脚本家としての仕事や監督業、人道的な活動に集中していきたいと思っているので、これまでのように映画に出演することは少なくなると思います」と述べていた。(編集部・井本早紀)