二階堂ふみ、プライベートはギャルメイクでプリクラ!
女優の二階堂ふみが「第6回TAMA映画賞」最優秀女優賞を受賞し、23日、東京都多摩市内各所にて開催中の「第24回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」で行われた授賞式&トークイベントに出席した。女優として着実にキャリアを積んでいる二階堂だが、プライベートでは普通の20歳の女の子。カラオケやギャルメイクでプリクラを楽しんでいることを明かし、会場を沸かせた。
実力派女優・二階堂ふみ、プライベートはギャルメイクで 画像ギャラリー
本年度、最も心に残った女優に贈られる最優秀女優賞を、「女性の持つ様々な側面を自在に表現する演技力と存在感に圧倒させられた」との理由から受賞した二階堂。前日に行われた授賞式に仕事の都合で出席できなかったため、一人で受賞することになった二階堂は「授賞式をやってもらえるなんて思っていなかった」そうで、「昨日だったら緊張して喋れなかったと思う」と言いながら、「本当に幸せ」と喜びのコメント。3年前に本映画祭にて最優秀新進女優賞を受賞しており、「いつかわたしも(最優秀女優賞を)いただける日が来るといいなと思っていたんですが、こんな近々にいただけるなんて思っていなかった」と笑顔を弾けさせ、「これからも映画と関わっていって、いろんないい作品を世に出していける映画人になっていきたい」と決意を新たにした。
この日は、「二階堂ふみ特集」と題して、主演作の『ほとりの朔子』と『私の男』が上映され、二階堂はその後のトークイベントに2作品で共演した俳優の太賀と出席。普段から仲がいいと言う二人は撮影時のエピソードなどを楽しげに紹介。また、国内外の映画祭での受賞経験もある二階堂は海外進出にも意欲を見せ、「日本とは映画の作り方が違うから現場で体験してみたい」と目を輝かせた。
また、観客から「20歳とは思えないほど大人っぽくて格好いいんですけど、どうしてですか?」と質問されると、「(女優の仕事は)年齢関係なくプロとしてやらなければいけないから大人っぽく見えるのかな」と分析しつつも、「くだらない悩みもあるし、自分の中で消化しきれないこともある。カラオケに行ってバカみたいに騒いだり、ギャルだったんでギャルメイクしてプリクラを撮ったりもしてる」と告白。また、30・40代になった時には、「結婚して子供も欲しいし、家族を持てたらいいな」と、普通の女の子としての一面をのぞかせながら夢も語った。(取材・文:鶴見菜美子)
「第24回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」は、11月30日まで東京都多摩市内の3会場4スクリーンで開催