新垣結衣&大泉洋『トワイライト』世界へ!海外配給決定!
新垣結衣と大泉洋が初共演で夫婦役を務めた映画『トワイライト ささらさや』の海外配給が決定し、四つの国と地域で公開されることが明らかになった。
加納朋子の小説「ささら さや」を『神様のカルテ』などの深川栄洋監督が実写化した本作は、大泉演じる突然の事故で亡くなってしまったユウタロウが、死後にいろいろな人の体を借りて新垣ふんする妻・サヤを助けていくうちに、周囲の人や亡き夫との触れ合いを通してサヤが成長していくさまを描いた感動作。同作は11月8日に日本で公開され、興行通信社が発表したその週末の全国映画動員ランキングでは1位を獲得。新垣が初めて母親役に挑んだことでも話題を呼んだ。
現時点で配給が決定しているのは、香港、台湾、マカオ、韓国の四つの国と地域。オファーがあったのは、撮影中の5月に開催された第67回カンヌ国際映画祭の場であったという。同作の海外担当者が「家族を思う気持ちは万国共通なので、笑って泣けるファンタジー……という部分に惹(ひ)かれたバイヤーが多いようです」と話しているように、普遍的な家族というテーマが海外の人にも魅力的に映っているようだ。
また、知らせを受けた石田雄治プロデューサーは「海外配給が決まり、とてもうれしい気持ちでいっぱいです」と喜びのコメント。「映画を観たお客様から寄せられる『大切な人に会いたくなった』、『家族や人に優しい気持ちになれた、大事にしたいと思った』という純粋で優しい気持ちは、日本だけではなく、世界共通に感じていただけるメッセージだと思っていますので、世界中に届けられたらと願っております」と期待を語った。(編集部・吉田唯)
映画『トワイライト ささらさや』は公開中