小野リサ、水谷豊とタッグ!
ボサノヴァの第一人者として知られる歌手の小野リサが、水谷豊が主演する映画『王妃の館』(来年G.W.公開)のエンディング曲を担当することがわかった。水谷は「映画『王妃の館』のテーマソングを小野リサさんが歌ってくれる。しかもフランス語で。『王妃の館』チームにとって何と贅沢で素晴らしい事が起きたのでしょう。個人的にも興奮冷めやらず幸せ気分に浸っています」とタッグを喜んでいる。
小野が歌うのは、フランス語の名曲「PLAISIR D’AMOUR(愛の喜び)」。エルヴィス・プレスリーのシングル「好きにならずにいられない」のモチーフとしても有名で、歌詞に「愛の喜び それは一瞬の輝き 愛の苦しみ それは一生の痛み」とあることから、小野は「全てを包み込んでくれる愛にも光と影があって、そのような曲で作品の締めくくりをできたなら、ご覧になったお客様が、いろいろな光と影を前向きに受け入れられるのではないかと思いました」と選曲した理由を明かしている。
そして、「日本を代表する俳優・水谷豊さん演じる新しい右京、どの登場人物からも目が離せないストーリー、美しいパリの街並みや数々の名所、そして小野リサのエンディング曲と、観る者全ての感覚を総起動して楽しめる作品の公開が待ち遠しい」と完成作に期待した。
直木賞作家・浅田次郎の同名小説を「相棒」シリーズなどの橋本一監督が映画化した『王妃の館』。パリを舞台に個性派ぞろいのツアー客たちが繰り広げる騒動をコミカルに描く。水谷は代表作「相棒」シリーズで演じる杉下右京と下の名が同じ、天才売れっ子作家・北白川右京役を務めている。
今回は最初のポスターも初公開された。王妃の館と呼ばれる超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」の前に人影のある同ポスターには、よく見ると気が付く謎が隠されている。(編集部・小松芙未)
映画『王妃の館』は2015年G.W.公開