実写版「パトレイバー」最終章は『パト2』の後日譚!最もシリアスな展開に!
「機動警察パトレイバー」実写化プロジェクトの最終章『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章』のポスタービジュアルが公開され、本作が、1993年公開のアニメーション映画『機動警察パトレイバー2 the Movie』(以下、『パト2』)の後日譚(たん)ともいえるエピソードになることが明らかになった。
『THE NEXT GENERATION パトレイバー』長編劇場版フッテージ
人間型作業機械レイバーが実用化された世界を舞台に、レイバー犯罪を取り締まる「特車二課第二小隊」に所属する3代目隊員たちの活躍を描いてきた本シリーズ。来年5月の長編劇場版公開を前に、全12話のシリーズを複数の章に分けて順次劇場上映しており、『第7章』が最終章になる。
今回上映されるエピソード12「大いなる遺産」では、総監督の押井守がメガホンを取り、現実味を帯びてきた特車二課解体をめぐる物語が展開。コメディー要素もふんだんに盛り込んできた同シリーズだが、今回はこれまでで最もシリアスな内容になるという。
そんな作品の雰囲気を全面に出したポスターの中心には、第二小隊隊長の後藤田継次(筧利夫)とイングラムが中心に描かれ、その周囲には「特車二課解体」「ベイブリッジ爆撃」といった不穏な言葉が。さらに『パト2』のカギとなった重要人物「柘植行人」の名前や同作に登場する飛行船に書かれていた「Ultima Ratio.」の文字、さらに「正義の戦争」「偽りの平和」「幻のクーデター」など、『パト2』内に登場した言葉が並べられている。
それもそのはずで、この7章は押井監督本人が描く『パト2』の後日譚(たん)になっているとのこと。長編版の主役となる後藤田を中心に展開する、長編版への大きな布石になるエピソードでもあるといい、ファンにとっても見逃せない一本となりそうだ。(編集部・入倉功一)
『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章』は2015年1月10日より新宿ピカデリーほかにて2週間限定イベント上映開始
『THE NEXT GENERATION パトレイバー』長編劇場版(タイトル未定)は2015年ゴールデンウイーク全国公開