スティーヴン・キングの小説「ザ・スタンド」が4部作の映画に!
人気ホラー作家、スティーヴン・キングの小説「ザ・スタンド」の映画化作品が、4部作として企画されていることが、監督を務めるジョシュ・ブーンがSModcastのポッドキャストに答えたことで明らかになった。
本作は、ワーナー・ブラザースとCBSフィルムズの下で企画されている作品。メガホンを取る映画『きっと、星のせいじゃない。』のブーン監督は、脚本も担当することになっている。原作のストーリーは、ウイルスがアメリカの人口をほぼ絶滅させた中で、生き残った人たちの善と悪を問うた超大作。後の世紀末を描いた作家に多大な影響を与えたキング作品の傑作の一つ。だがこれまで、この1,100ページ(米版)という原作を一度に映画化することはかなり困難とみられていて、今年の6月にブーン監督もR指定の3時間作品になるだろうと語っていた。
だが、どうやらワーナー・ブラザースは数作の映画として製作してみたらどうかとブーン監督に提案したようで、彼は、おそらく4作を製作することになるだろうとポッドキャストで明かしている。スティーヴン・キングのこの超大作をいかに手掛けるかが長年注目されてきたが、時間を掛けてしっかりとしたキャラクターを構成していく予定でいることで、同小説のファンにとっては期待できる作品になるかもしれない。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)