『パシフィック・リム』続編に科学者コンビが再登場!舞台は怪獣の脅威が去った世界に
ギレルモ・デル・トロ監督が、映画『パシフィック・リム』の続編にチャーリー・デイとバーン・ゴーマンふんする科学者コンビが再登場するとColliderに明かした。
『パシフィック・リム』(2013)は、深海から突如現れたKAIJU(怪獣)を倒すべく、人型巨大兵器イェーガーに乗り込んだ世界各国のパイロットたちの戦いを描いたSFアクション。チャーリーは怪獣オタクのニュートン・ガイズラー博士、バーンは気難しいハーマン・ゴットリーブ博士にふんし、パイロットたちに負けない存在感を放っていた。
デル・トロ監督は続編について「1作目から数年後になる。直接の続編ではない」と切り出すと、「KAIJUの脅威が去った世界が舞台で、イェーガーのテクノロジーに何が起きるのかを描くんだ」と物語にはかなりの飛躍があるとコメント。「だからかなり違った感じの映画だ。でも続編のメインのキャラクターのうち2人は、前作でもそうだったようにバーン(演じるハーマン)とチャーリー(演じるニュートン)になるよ。正直言って、二人は最も書くのが楽しいキャラクターなんだ」と科学者コンビの再登場を明言した。
KAIJUの脅威が去った世界が舞台になるといえども、もちろんKAIJUも登場することになる。デル・トロ監督は「KAIJUは前作とはかなり違うよ。ロボットのタイプもかなり変わると思う」とKAIJUとイェーガーは新たなデザインになることを明かし、「続編では全く違ったアドベンチャーが展開するんだ」と期待をあおっている。
続編は2017年4月7日に全米公開予定。デル・トロ監督は今年10月には、すでに第3弾の製作を視野に入れており、『パシフィック・リム』(2013)の何人かのキャラクターは第3弾につなげるため、第2弾のラストで登場することになると発言していた。(編集部・市川遥)