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台湾の大ヒット甲子園映画、“甲子園の土”を見事に再現!

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来日したプロデューサー兼脚本のウェイ・ダーションとマー・ジーシアン監督
来日したプロデューサー兼脚本のウェイ・ダーションとマー・ジーシアン監督

 1日、日本統治時代に台湾の弱小野球チームが甲子園に出場した実話を基にした台湾映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』の来日記者会見が都内で行われ、マー・ジーシアン監督とプロデューサー兼脚本を務めたウェイ・ダーションが出席。甲子園再現にかけた熱い思いを語った。

映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』特報

 同作は日本統治下の1931年に、台湾代表として夏の甲子園出場を果たした台南州立嘉義農林学校の実話を基にした感動作。野球を通して友情と強い絆を育む監督と部員たちの熱いドラマを描いた作品で、日本からは永瀬正敏、坂井真紀、大沢たかおらが主要キャストとして出演。台湾では今年2月に公開され、興行収入10億円を超える大ヒットを記録した。

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 撮影で本物の甲子園の土は使用できなかったそうだが、「記念すべき土なので非常に気を付けて再現しました」というマー・ジーシアン監督。「美術さんは相当苦労して、黒い土と白い砂をまぜて甲子園の土をなるべく再現しました。試合の場面ではタイヤをつぶして土にまぜて当時の雰囲気を出すようにしました」と工夫や苦労を解説。それだけに「白い土がちょっとまじっているのがいい雰囲気で、選手が走って滑るときに白い土ぼこりが舞い上がるので、映画的にカッコ良く撮れたのではないかと思います」と満足そうな笑みで振り返った。

 また、1931年の甲子園を再現するため、「当時の甲子園と今の甲子園は雰囲気が異なるので、さまざまな関係者に教えていただいてなるべく初代の甲子園に近づけるように工夫しました」と明かした監督。ストーリーについては「試合に負けても自分に勝つということ、決して諦めないというメッセージを込めています」と思いを語っていた。(中村好伸)

映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』は2015年1月24日より新宿バルト9ほか全国公開

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