テーマは「偉大な調和」、『宇宙戦艦ヤマト』最新作のエンディング曲に平原綾香
歌手の平原綾香が「宇宙戦艦ヤマト」の新作となる劇場版アニメーション『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』のエンディングテーマを歌うことがわかった。タイトルは「Great Harmony ~for yamato2199」。エンディングテーマの歌手に抜てきされたことについて平原は、「お話をいただいた時はやっぱりうれしかったですね」とコメントしている。
楽曲のタイトルだが、作詞を担当した吉元由美いわく、「“大和”と書いて偉“大”な調“和”=Great Harmony」とのこと。日本古来の調和を大切にする精神が現代に必要とされていると考えてのタイトルであると説明している。
また、平原が選ばれた理由は、平原の父でサックス奏者の平原まことが、『宇宙戦艦ヤマト 完結篇』(1983年)など旧作の音楽を担当していた故・宮川泰さんが率いていた「名匠宮川組」の中心的メンバーであったためで、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを企画するプロデューサーの西崎彰司らの意向で平原の参加が決定したという。このことについて平原は、名匠宮川組の演奏には子供の頃から何度も通っていたとした上で、「宮川(泰)先生の音楽は、楽しいお話と一緒に刷り込まれているんです」と明かしている。
なお、同曲の作曲は故・宮川泰さんの長男・宮川彬良が担当。楽曲は3日から音楽サイトで配信される。(編集部・坂下朋永)