映画『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』がミュージカル化!
故エイドリアン・シェリー監督が手掛けた、ケリー・ラッセル主演の映画『ウェイトレス ~おいしい人生のつくりかた』がミュージカル化されることが決定し、主役を、今年のトニー賞を受賞したジェシー・ミューラーが演じることになった。New York Timesや複数のメディアが報じている。
本作は、2015~2016年にかけてマサチューセッツ州ケンブリッジにあるザ・アメリカン・レパートリー・シアターで行う予定のミュージカル。ミュージカル「シカゴ」のバリー&フラン・ウェイスラーがプロデュースし、演出はミュージカル「Pipin」のダイアン・パウルスが務めるようだ。そしてこのたび、歌手キャロル・キングの伝記ミュージカル「ビューティフル:ザ・キャロル・キング・ミュージカル(原題) / Beautiful: The Carole King Musical」で2014年トニー賞のミュージカル主演女優賞を受賞したジェシー・ミューラーが主演に挑戦することになった。音楽は、シンガーソングライターのサラ・バレリスが担当するようだ。
オリジナルの映画作品は、アメリカ南部の田舎町の小さなダイナーでウエイトレスとして働くパイ作りの名人ジェナが、嫉妬深い夫に支配される生活を送っていた矢先、予想外の妊娠が判明し戸惑いを感じていたが、ある日男性の産婦人科医と出会い、気持ちを改めていくというドラマ。
同ミュージカルはケンブリッジでの公演の評価次第で、ブロードウェイの上演も可能性があるようだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)