新境地でアカデミー賞有力!全米で大人気のコメディアンの衝撃ビジュアルが公開!
アカデミー賞主演男優賞受賞を有力視されている映画『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルの驚がくのビジュアルがお披露目となった。
『フォックスキャッチャー』は、『カポーティ』『マネーボール』など実録ドラマで高い評価を受けてきたベネット・ミラー監督が、1996年に起きたレスリング五輪金メダリスト射殺事件を映画化したサスペンス。本作で、事件を引き起こした御曹司ジョン・デュポンにふんするのが、スティーヴ・カレル。『俺たちニュースキャスター』『40歳の童貞男』『ゲット スマート』などで、全米で絶大な人気を誇るコメディアンである彼が、本作では一転してシリアスな演技に挑戦。付け鼻を施した容姿も強烈だ。
ミラー監督は、カレルの起用理由について「デュポンの役に予測できるような俳優を置くことはできない。なぜならこのキャラクターの本質が予測出来ない人物であるから」と語り、カレルの怪演を絶賛している。ミラーが第67回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞していることからも、本作のアカデミー賞ノミネート入りは濃厚。故フィリップ・シーモア・ホフマンに『カポーティ』でアカデミー賞主演男優賞をもたらしているだけに、カレルの初ノミネート&受賞に期待がかかる。(編集部・石井百合子)
映画『フォックスキャッチャー』は2015年2月14日より全国公開