ミュージカル版『リトル・ダンサー』本編映像公開!
バレエダンサーを目指す少年の姿を描いた映画『リトル・ダンサー』を基にしたロングランミュージカルを映像化した『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』から本編映像が公開された。
本作は、世界各国でライブ配信された9月28日のロンドン公演に字幕を付けた作品。ストライキに揺れる1984年のイギリスの炭鉱の町を舞台に、偶然目にしたクラシック・バレエに興味を持った11歳の少年ビリーが、父親に猛反対されながらもバレエを習い、そんな息子の才能と夢を知った父親がビリーのために一大決心をするまでを歌とダンスで描く。同公演は、現役およびかつてビリーを演じた全27人がフィナーレで夢の共演を果たしたことでも話題を呼んだ。
今回公開されたのは、ビリーがロイヤル・バレエ学校の受験する場面。付き添いの父親の前で、バレエへの熱い思いを言葉にするだけでは足りず、ダンスにして爆発させる圧巻のシーンだ。史上最年少10歳でビリー役を射止めたリバプール出身のエリオット・ハンナ(現在11歳)の才能にも驚かされる。
ミュージカル版では、映画に引き続き監督・演出をスティーヴン・ダルドリー、脚本をリー・ホールが務め、さらには音楽界の伝説エルトン・ジョンが音楽監督を担当している。これまで5大陸で上演され、1,000万人以上が観劇した大ヒットミュージカルの日本初上陸は、映画ファン、ミュージカルファンともに見逃せない機会となっている。(編集部・市川遥)
『ビリー・エリオット ミュージカルライブ/リトル・ダンサー』はTOHOシネマズ日劇(12月5日~12月11日)ほか順次公開