「ムーミン」声優変わらず!高山みなみ&大塚明夫ら再集結!
母国フィンランドで製作された初めての長編手描きアニメーション映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』の声優陣が発表され、高山みなみ、大塚明夫らテレビアニメでおなじみのメンバーが再集結したことが明らかになった。
【動画】予告編第1弾! 『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
日本語吹き替え版でムーミン一家の声を担当するのは、テレビアニメ「楽しいムーミン一家 冒険日記」(1991年10月~1992年3月、テレビ東京)や映画『楽しいムーミン一家 ムーミン谷の彗星』(1992年)で同役を務めた声優陣。ムーミン役の高山とムーミンパパ役の大塚のほか、ムーミンママ役の谷育子、フローレン役のかないみか、スナフキン役の子安武人、ミイ役の佐久間レイ、そして小林優子がミムラ役で再びキャラクターに命を吹き込む。
アフレコの現場で再会した同キャストは大いに盛り上がったといい、高山は「いつかまた戻ってくるとずっと思っていたので、『やっと帰って来た!』という感じです」と感激。今作について「一家がバカンスに行き、ムーミンに恋のライバルが現れたりするんですが、ムーミンもフローレンもみんながいつもより少しだけ大人っぽいんです。恋のお話なので、ムーミンてこんなに焼きもち焼きだったんだとか、こんなに怒りっぽかったんだっていう新しい面が見え隠れするシーンもあります」と明かすと、「だけどムーミンシリーズに必ずある『一番大切なものって何だろう』という部分は本作でも思い起こさせてくれるんです」と期待を高めた。
原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念した今作では、ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやってきたムーミン一家の冒険と絆が試される危機を描いている。(編集部・小松芙未)
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日より全国公開