ケイト・ブランシェット、架空のオイルタンカー事故を題材にした映画に出演の可能性
オスカー主演女優賞に輝いた映画『ブルージャスミン』や『ホビット』シリーズのケイト・ブランシェットが、ペルシャ湾でオイルタンカーが衝突するという架空の事故を描く映画『カスケード(原題) / Cascade』に出演する可能性があると、The Hollywood Reporterが伝えた。
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本作は、BBCが2003年に製作した、未来のイギリスを舞台に、飽和状態になった渋滞で交通がまひし、鉄道会社はストを敢行、上空で2機の飛行機が衝突という大事故が発生し、人々の生活が機能不全に陥る様を描いたモキュメンタリーテレビ映画「ザ・デイ・ブリテン・ストップト(原題) / The Day Britain Stopped」にアイデアを得たもの。ペルシャ湾でオイルタンカーが衝突したらどんな事態に陥るかという設定の作品になるとのことだ。
ブランシェットにオファーされているのは、自分がテロ行為を働いたわけではないという潔白を証明しなければならない、タンカーのキャプテンの役。
映画『ハード・ラッシュ』『2ガンズ』のバルタザール・コルマウクルが監督候補に挙がっており、現在交渉が進められているとのこと。
ブランシェットが意地悪な継母を演じる実写版『シンデレラ』が、来年3月に全米公開を控えているほか、テレンス・マリック監督の映画『ナイト・オブ・カップス(原題) / Knight of Cups』やトッド・ヘインズ監督の映画『キャロル(原題) / Carol』が、いずれも2015年公開予定で現在ポストプロダクション中だ。(鯨岡孝子)