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ローマ法王フランシスコを描いた伝記映画が始動!

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ローマ法王フランシスコ
ローマ法王フランシスコ - Franco Origlia / Getty Images

 2013年に就任した第266代ローマ法王フランシスコを描いた伝記映画『フランシスコ(原題) / Francisco』が始動し、その主役に映画『トーク・トゥ・ハー』で知られる、アルゼンチン出身の俳優ダリオ・グランディネッティが挑戦することがVarietyや複数のメディアによって明らかになった。

映画『トーク・トゥ・ハー』場面写真

 本作は、映画『アル・シエロ 空へ』『MAXヒート』(日本未公開)などを手掛けたアルゼンチンのプロデューサー、パブロ・ボッジが製作する予定の作品で、映画『カミーラ』のベーダ・ドカンポ・フェイホーが脚本兼監督を務めることになっている。

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 そのストーリーは、アルゼンチンの主要紙、ラ・ナシオンのバチカン専門記者、エリザベッタ・ピケが執筆した「フランシスコ:ライフ・アンド・レボリューション(原題) / Francisco: Life and Revolution」を基に映画化することになっている。

 フランシスコ法王は、1936年にアルゼンチンのブエノスアイレスでイタリア系移民の子として生まれ、ブエノスアイレス大学で修士号を取得。1958年にイエスズ会に入会し、1998年にブエノスアイレス大司教となる。2001年にヨハネ・パウロ2世によって枢機卿に任命され、2013年3月、新法王に選出される。初めてのラテンアメリカ出身の法王となった。

 同作は、ディズニーがフランシスコ法王の母国アルゼンチンだけでなく、ラテンアメリカやスペインの配給も担当し、フィルムシャークスがその他の海外のセールスを行うようだ。撮影はアルゼンチンだけでなく、マドリード、ローマでも行い、公開は2015年の7月にワールドプレミアを予定している。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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