榮倉&トヨエツ、足キスに大テレ!
榮倉奈々と豊川悦司がダブル主演した映画『娚の一生』完成報告会見が16日、東京・八芳園で行われ、話題になっている“足キス”シーンについて二人は「恥ずかしかった」と口をそろえた。
先日、劇中の足キス映像が初公開された際も注目を浴びた本作。榮倉は「単純に恥ずかしかったです。まだちゃんとそのシーンだけは観られていません」と告白。豊川も「僕も恥ずかしかったです。とにかく僕が恥ずかしがっているのは奈々ちゃんに悟られないように頑張った」と意外な裏側を明かし、「西日がスーッと入ってきて、映画の神さまがちょっと手伝ってくれているのかなと感じるくらい好きなシーンになった」と自信を見せた。
また、撮影前の榮倉は豊川との共演にかなり緊張していたようで、「緊張を解くリハビリから始まりました」と述懐。しかし、「(豊川が)近くに寄り添って、シーンがないときも現場に来て眺めていてくれたのでなじむことができた」と言い、「クランクアップで海江田さん(豊川の役名)にもう会えないと思うと寂しかった」と振り返った。
一方の豊川も気持ちは同じようで、「もうちょっと奈々ちゃんといたかった」としみじみ。「容姿に恵まれて、芝居はいい、性格は難があるかもしれませんが」と持ち上げて落とすというジョークも挟みながら、「一緒にいて幸福感を与えてくれる」と榮倉の印象を述べ、相思相愛ぶりを見せ付けた。
結婚式場としても有名な同場所で金屏風をバックに行った会見に着物で現れた榮倉は、薬指にはめた指輪を笑顔で見せるパフォーマンスもサービス。全身白でキメた豊川を「こんなに似合う方は見たことないです」と絶賛すると、豊川も「一目ぼれしちゃうくらいステキ」とお返し。
そんな息の合った二人が作り上げた同作は西炯子の人気コミックを映画化したもので、自分は幸せになれないと決め込んでいたキャリアウーマン(榮倉)と、52歳独身の大学教授(豊川)が、ひょんなことから田舎の一軒家で同居生活を始め、徐々に心を通い合わせていく姿を描いた大人のラブストーリー。廣木隆一監督も会見に同席した。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『娚の一生』は2015年2月14日より全国公開