相武紗季、官能シーンにも果敢に挑戦!桜木紫乃「硝子の葦」ドラマ化で大胆演技!
女優の相武紗季が、直木賞作家・桜木紫乃のミステリー小説を映像化するWOWOWの連続ドラマW「硝子の葦 ~garasu no ashi~」で主演を務めることがわかった。釧路のラブホテルを中心に、女性の業と情念から生まれる犯罪を描いた作品で、相武はこれまでのイメージを覆すような過激な場面にも果敢に挑むという。
北海道に生きる男女の情愛を描いた作風で知られる桜木作品を、初めて映像化する本作。釧路湿原を臨むラブホテルのオーナーの妻で、実母の元愛人と結婚し、元雇用主と不倫関係を結んだあげく誘拐事件を起こし、焼身自殺を図るという、あまりにも複雑な境遇を持つヒロイン・幸田節子を相武が演じる。
オファーを受けるにあたり、「どんなことが描かれていて、どんな役なんだろう」と思いながら原作を読んだという相武は「自分が思っていた以上にすんなりと受け入れられたというか、女性として共感するところ、憧れる部分がたくさんあって、自分にオファーして下さったことに対して『嬉しい』と本当に思いました」とコメント。
「一番衝撃的なのはラブシーンであったり、人を殺すシーンだったりだと思います」と見どころを語りつつも、「こういう役をやったことは本当になかったので、内容がショッキングなことはもちろん、節子という役を私が演じているということでも視聴者の皆さんにいろんな驚きを感じてもらえるんじゃないかと思います」と期待を込める。
映画『しあわせのパン』『ぶどうのなみだ』などで知られ、本作の監督を務める三島有紀子は「相武さんは新しい世界に生きようとしている。だからきっと、感情を爆発させる演技を見せてくれると思います。相武さんと節子の旅に出ます」と気合十分。井上衛プロデューサーいわく「殺人や不倫といったイメージからもっとも遠い女優さんに演じて欲しかった」という難役を相武がどのように表現するのか、注目したい。(編集部・入倉功一)
連続ドラマW「硝子の葦 ~garasu no ashi~」は2015年2月21日放送開始 毎週土曜22:00~(全4話) [第1話無料放送]