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劇団四季が取り組むネットとリアルの融合!ニコニコに「劇団四季プラス」開設

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パフォーマンスも行った劇団四季所属の青山弥生
パフォーマンスも行った劇団四季所属の青山弥生

 「劇団四季×niconico ネットとリアルの融合」共同記者発表会が15日、六本木のニコファーレで行われ、動画配信サービスniconico内に新チャンネル「劇団四季プラス」が設置されたことが発表された。会見には四季株式会社代表取締役社長の吉田智誉樹氏、株式会社ドワンゴ取締役の夏野剛氏、そして劇団四季所属の人気俳優・青山弥生佐野正幸が出席した。

「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」より4曲披露!フォトギャラリー

 日本のミュージカル界をリードし続ける劇団四季とniconicoとのコラボが発表されたこの日。会場の背景にはオペラハウス調の映像が映し出され、さらには開演前の諸注意などを読み上げる影ナレを青山が担当するなど、いつものニコファーレとは違う格調高い雰囲気に、ニコ動ユーザーたちも大興奮。

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 その様子を見た夏野氏が「いつもと違って今日は格調高く始めさせていただきます」とあいさつすると、吉田社長も「実はドワンゴの荒木(隆司)社長とは昔から交流がありまして。(ニコ動は)近しい存在だと思っていました。今日は映像美術の素晴らしさを再確認しました」と晴れ晴れとした顔を見せた。

劇団四季プラス
会見に登場した夏野剛氏、吉田智誉樹氏ら

 会見では手始めとして、niconico内にニコニコチャンネル「劇団四季プラス」を開設することが発表。こちらでは「劇団四季所属の俳優や舞台裏、制作過程などを映し出すブロマガ(ブログとメールマガジンを組み合わせたサービス)」「作品をフィーチャーした生放送」「舞台の裏側に迫る企画」などが配信される予定だという。

 「われわれも初めての試みで、まだまだ勉強途中ですが、夏野さんから教えを頂きたい」と切り出した吉田社長は、「まずは12月20日に開幕する『劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ』を契機に、来年5月の『アラジン』などの情報を発信したい。基本は月2回更新できたらと思うが、それぞれのカンパニーで発表があれば、その都度号外を出していく」と今後の予定を語った。

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 そして、この日は「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」より、「キス・ザ・ガール」(「リトルマーメイド」より)、「メモリー」(「キャッツ」より)、「愛せぬならば」(「美女と野獣」より)、「サークル・オブ・ライフ」(「ライオンキング」より)の4曲がパフォーマンスされ、パワフルな歌声で会場を魅了した。(取材・文:壬生智裕)

ニコニコチャンネル「劇団四季プラス」は登録受付中(月額540円・税込み)

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