本田翼＆東出昌大、将来像の質問は「難しい」と本音
累計発行部数800万部の大人気コミック『アオハライド』を、『ソラニン』『陽だまりの彼女』の三木孝浩監督が実写化。ダブル主演を務めた本田翼と東出昌大が、それぞれの将来像について語った。
今後の展望について、「『どういう役者になりたいですか？』という質問をされるといつも困ってしまいます。幸せになりたいとか、好きなことを突き詰めたいとか、どういう自分でありたいか、ということならイメージできるんですけど、役者像となると難しいですよね」と東出。本田は「何も考えてないです」とヘニャッとした笑顔ではぐらかす。
東出から「何も考えてないわけではないでしょ」と促されると、「うーん、まだ若いのに『お芝居だけ！』とか、まだ決められないし自信もない……。東出さんが『僕には芝居しかない』って取材で答えていたとき、『スゴイ！』って思ったし」と本音をチラリ。東出は苦笑いしつつ、「どうなるかはわからないけど、そう思ったのは本当だから」と真摯（しんし）にコメント。
東出が「誰もが目で追ってしまう選ばれた人」と絶賛する魅力の持ち主である本田には、さまざまな扉が開かれている。本田は「今、たくさんお芝居をしているから、自然とお芝居の仕事の選択肢が増えているんですけど、いつでも興味があることに対して素直に反応して動ける状態でいたいんです。世の中の価値観に流されず、いつも自分が納得できることをしていたいと思っています」と宣言。東出が「強いし、頑固だよね」とほほ笑みかけると、おどけた口調で「お前もな（笑）」と返し、二人の仲の良さをうかがわせていた。（取材・文：須永貴子）
映画『アオハライド』は12月13日より全国公開