ITVが叙事詩「ベオウルフ」をテレビシリーズ化
英雄ベオウルフの冒険を語る英叙事詩「ベオウルフ」を英ITVがテレビシリーズ化するとThe Hollywood Reporterなどが報じた。
同叙事詩はすでに何度か映画化されており、2007年にはCGIをふんだんにつかったロバート・ゼメキス監督の映画『ベオウルフ/呪われし勇者』が製作されている。
ITVは13エピソードからなるテレビシリーズを製作し、来年から放送をスタートする予定とのこと。「何百年も前から、わたしたちの祖先は素晴らしい冒険話である『ベオウルフ』に聞き入りました。恐怖と興奮を覚え、泣き笑いしたことでしょう。話の中に自分の心配事や自分自身を見いだしたことも、彼らが話に耳を傾けた理由の一つだと思います。鏡の中をのぞかせることにより、この物語は自分が誰であるかを祖先たちに気付かせたのです」とエグゼクティブ・プロデューサーのジェームズ・ドーマーはコメント。新しい世代の多くの観客に再び自分を見いだしてほしいと言っている。
撮影は来年4月からイギリスでスタートする。(澤田理沙)