人気マンガ「秘密」実写映画化!『るろ剣』大友啓史監督がメガホン
清水玲子の人気マンガ「秘密 -トップ・シークレット-」(白泉社)が実写映画化されることになり、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がメガホンを取ることが明らかになった。公開は2016年夏を予定している。
第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門で優秀賞を受賞した同作は、21世紀後半の日本を舞台にしたミステリー。2008年には「秘密(トップシークレット) The Revelation」(日本テレビ)としてアニメ化もされている人気作品だ。
物語は“第九”こと科学警察研究所法医第九研究室に配属された新人・青木と、壮絶な過去を持つ美貌の室長・薪を中心に展開される。第九は秘密保護法の下、死んだ人間の脳を120%活性化させることで生前の記憶を視覚化する技術を利用した「MRIスキャナー」を捜査に導入する。これによって、被害者の脳に刻まれた生前の記憶を映像として再現することが可能になり、解決不可能とされていた事件を解決することができるようになった。しかし、それは同時にパンドラの箱のような被害者と加害者の「秘密」を暴く、過酷な戦いのはじまりでもあった。
キャストなどの詳細はまだ明らかになっていない。大友監督は『るろうに剣心』シリーズでマンガの実写映画化を大成功させただけに、原作をどのように映像化するのか期待が高まる。(編集部・吉田唯)