デーブ&サンコン&マルシアの元祖来日タレントたちが久々の再会!脱線気味トークも健在
元祖来日タレントのデーブ・スペクター、オスマン・サンコン、マルシアが18日、市ヶ谷の日本シネアーツ試写室で行われた映画『サンバ』公開記念大忘年会イベントに登場。脱線気味のトークで会場を笑わせた。
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大ヒット作『最強のふたり』の監督&主演コンビの最新作となる本作。ある日突然、国外退去を命じられた移民の青年サンバが、追い込まれた状況の中でも屈託のない笑顔で周囲の人々を笑わせ、元気にしていくさまを描く。この日のゲストも、サンバのような明るい笑顔で日本の芸能界を明るく生き抜いてきた元祖来日タレントたちだ。
「今日はちょっとしたバラエティー番組だね。なかなかこの三人がそろうことないよ」とあきれた様子でデーブが切り出すと、「そうだね。15年、20年ぶりくらい?」と続けるサンコン。さらにマルシアが「サンコンさんとは25年ぶりくらい。全然変わらない! デーブさんも変わらないねぇ」としみじみ。ちょっとした同窓会モードとなった三人は、シャンパンで乾杯し再会を祝した。
まずはデーブが「映画を観たのは3か月前だけど、内容ははっきりと覚えている。『アナと雪の女王』と同じストーリーでね」と切り出すと、サンコンも「最初、この映画はブラジルのことだと思った。サンバって浅草によくあるじゃない」とコメント。すかさずマルシアが「リオじゃないの~?」と突っ込むなど三人のトークは早くも脱線気味。さらに「日本の芸能界にもアフリカから来た人がいますよ。大澄ケニヤ(賢也)」「EUで移民は大変な状況になっている。まあ、日本ではauというと携帯電話になるけどね」などなど、ところどころでダジャレを交えて話を脱線させるデーブを、マルシアは「やめてよ。相変わらずくだらない」とバッサリ。
そんな大忘年会であったが「日本の奥さんと結婚して、今、息子が30歳。これは大きなプレゼント。日本に来て本当に良かった」とサンコンが語れば、マルシアも「ブラジルの空港で祖父が『成功するまで帰ってくるな』とそっと言ったの。つらいときにはその言葉を思い出していた」と述懐するなど感動的な話も織り交ぜる三人。彼らの明るい笑顔で、会場は大いに盛り上がっていた。(取材・文:壬生智裕)
映画『サンバ』は12月26日よりTOHOシネマズシャンテほか全国順次公開