「エヴァ」新作映像が公開!『シン・エヴァ』につながるヒントも?
人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の新たな映像作品が19日、スタジオカラーとドワンゴが展開するウェブ配信シリーズ「日本アニメ(ーター)見本市」の一編「until You come to me.」として公開された。
「エヴァ」シリーズの音楽でも知られる鷺巣詩郎の楽曲と共に進行する5分ほどの短編には、地面に突き刺さったエントリープラグやエヴァシリーズの残骸、さらにシンジをはじめ、綾波、アスカ、カヲルなどシリーズの主要キャラクターが登場。2012年に公開された『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から続くような荒廃した世界が舞台となっているが、劇中の時間軸も含めた一切が謎に包まれている。
監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の原画を務めた平松禎史。美術は『新劇場版』に携わる串田達也が務めており、作品には「串田達也のエスキスと音楽による協奏的断章」という副題が付けられている。エスキスとは、作品の準備段階で描かれる下絵の意味があり、公開が控えるシリーズ完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』とのつながりも気になるところだ。シリーズ総監督の庵野秀明も原作とレイアウトに名を連ねる。
「日本アニメ(ーター)見本市」は、日本のアニメーションの可能性を追求するべく、ジャンルを問わない短編オムニバス作品を配信する企画。「エヴァ」の映像は第7話「until You come to me.」として公開中。(編集部・入倉功一)