ジョニデ、主演映画の予告編でヘタレすぎる姿を披露
ジョニー・デップ主演映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』の予告編が公開され、本作でジョニーが演じるチャーリー・モルデカイがいかにヘタレなキャラクターであるかが明らかにされた。
ちょびヒゲがチャームポイントのモルデカイは、女好きでナルシストな破産寸前のインチキ美術商。英国諜報(ちょうほう)機関MI5に依頼され、頼れる最強の相棒ジョック(ポール・ベタニー)と共に、特技のうんちくを傾けつつ世界を揺るがす財宝の秘密が隠された名画を追う。
冒険中モルデカイは、マフィアや国際テロリストなどさまざまな敵と絵画を取り合うことになるが、予告編では西洋剣でかっこよく戦おうとすれば敵に剣を折られてすぐに降参したり、風圧に負けて地図を手放してしまったりと、なぜMI5がこの男に頼ったのかわからなくなるほどのダメダメっぷりを発揮。その一方で、失敗した際にはいたずらっ子のような笑顔を浮かべるなどチャーミングな部分も映し出され、ダメ男ながらもどこか憎めないキャラクターであることをうかがわせる。
同役へのジョニーのハマり具合には、モルデカイの妻・ジョアンナ役のグウィネス・パルトローが笑いすぎて15回もNGを出したほど。グウィネスは「わたしにとって一番大変だったわ。吹き出さずにいるのは本当につらかったの!」と振り返っている。
また『シークレット ウインドウ』でジョニーとタッグを組んでいるデヴィッド・コープ監督も、「台本を読んだ瞬間から、ジョニー以外にチャーリー・モルデカイにふさわしい役者はいないと確信した。ドジで臆病だが愛嬌(あいきょう)のあるキャラクターをやらせたら、ジョニーほどうまい人は他にいないからね」と太鼓判を押している。(編集部・井本早紀)
映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』は2015年2月6日より全国公開