ディズニー実写版『シンデレラ』 テーマは『アナ雪』と同じくありのまま?
ディズニーの実写映画『シンデレラ』でメガホンを取るケネス・ブラナー監督が、同作について「困難や逆境に直面したとしても、自分という存在をありのままに受け入れることが不可欠なのです」と大ヒットしたディズニーアニメ『アナと雪の女王』と共通するメッセージを込めていることを明かした。
ブラナー監督は、「今の時代を踏まえた上で、ただ待っているだけではなく、何によって幸せになれるかを自分の力で決断していく少女のストーリーを思いつきました」と新しいシンデレラ像を描いていると語り、「“夢”や“ファンタジー”ではない現実の世界において、自分の道を見つけることがテーマにあります」と続ける。
また、「幸せは私たちの内面に存在し、周りの人々や物に左右されるものではなく、自分自身を信じることでもあります。言うのは簡単ですが行動にするのは難しいこと。ですが、“行動する”ことこそが、人生の課題を乗り越えていくことができるんです」とも付け加えた。
本作でシンデレラを演じているのは、新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズ。王子役には、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのリチャード・マッデンが抜てきされている。最新のキャラクターアートでは、美しい物語の始まりを予感させる二人が見つめ合う姿が披露された。(編集部・井本早紀)
映画『シンデレラ』は2015年4月25日全国公開 短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』と同時上映