長嶋茂雄、娘・三奈とテレビ初共演で「照れくさい」

　読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄が、TBS系特別番組「独占！長嶋茂雄の真実」（2015年1月3日・後9時～）で、次女でスポーツキャスターの長嶋三奈とテレビ初共演を果たしたことがわかった。親子で臨んだ収録に長嶋は「照れくさい」とこぼしながら、三奈との知られざる父子関係を明かした。

　番組では、戦後最大のヒーローともいうべき長嶋茂雄に長期密着。現役引退から40年目、脳梗塞から10年目となる節目の年に、数々の「ミスター伝説」を振り返りながら、これまで明かされることのなかった波瀾（はらん）の人生と、現在の長嶋の姿に迫る。

　TBS内のスタジオにて行われた収録で親子2ショットを披露した長嶋は、最初こそ緊張の面持ちだったが、番組MCを務めた阿川佐和子の話術に上機嫌。「この番組は面白いね。阿川さんの話の聞き方が非常に上手い」と語りながら、指導者として現場復帰が期待される愛弟子・松井秀喜に対しての注目発言も飛び出すなど、終始収録を楽しんだ。

　一方の三奈も、長嶋茂雄の娘として苦悩する一方で、最高の喜びを味わったと告白。父と二人で眠れぬ夜を過ごしたこともあったと打ち明け、収録後には「さすがにお互い照れくさかったのですが、父の学生時代から現在までいろいろなVTRを拝見し、阿川さんと3人で沢山の話をしている中で、父の明るさ強さ、どんな時にも人には優しく自分には厳しい、父がどんな思いでこれまでの人生を過ごしてきたのか、娘として再発見できた貴重な時間でした」と共演の喜びを語った。

　また番組では、10年前に脳梗塞で倒れ、医師から「寝たきりも覚悟してください」とまで言われた状況からバットを振れるまでに回復した、壮絶なリハビリにも密着。病気と向き合い、不屈の精神で今も闘い続ける長嶋の姿のほか、中畑清をはじめとする教え子たちとの再会を通して監督・長嶋茂雄の実像を映し出す。（編集部・入倉功一）

「独占！長嶋茂雄の真実」はTBS系列で2015年1月3日 午後9:00から放送