リーアム・ニーソン主演『96時間』シリーズ、アメリカ人のヨーロッパ旅行の妨げに
リーアム・ニーソン主演映画『96時間/レクイエム』がまもなく日本で公開されるが、このシリーズを観たアメリカ人がヨーロッパへの旅行を嫌がるようになったことをリーアムが明かした。
1作目は旅行先のパリで娘が拉致され、リーアム演じる元CIA工作員の“スーパーダディー”ブライアン・ミルズが奪い返しにいくというストーリー。2作目ではイスタンブールで元妻レノーアが拉致されてしまう。
The Hollywood Reporterによると、トークショー「ザ・グラハム・ノートン・ショー」に出演したリーアムは、この映画を観たアメリカ人から、ヨーロッパに旅行したくなくなったとの手紙が来るようになったと説明。
「この間もテキサス州の教師から手紙が来たんだけど、以前、60人の生徒を連れてヨーロッパ旅行をするはずだったのに、40人の生徒の保護者が『96時間/リベンジ』を観て、渡欧の許可を取り消したそうだ。今年は20人で行くはずだったけど、やっぱり映画を理由に両親たちが承諾しなかったらしいよ」とリーアムは明かしている。
シリーズ3作目となる『96時間/レクイエム』については、「また誰かが拉致されるなら3作目には出ないと言ったんだ。そんなストーリーは僕だけでなく、観客にとっても失礼だと思う。今回のストーリーはとてもよくて、僕は狩る側ではなく、狩られる側になるんだ」と語っている。(澤田理沙)
映画『96時間/レクイエム』は1月9日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開