極楽とんぼ・山本圭壱、復帰へ　加藤浩次が「（山本は）事務所の力は借りない」と言及

　芸能活動から遠ざかっていた極楽とんぼの山本圭壱が、お笑い芸人としてライブ活動を行うことをウェブサイトを通じて発表。この報告に際し、極楽とんぼの加藤浩次は、5日、自身が司会を務める情報番組「スッキリ!!」（日本テレビ系）の中で、「事務所とか僕とかの力を借りず、自分一人の力でライブやりながらどこまでできるのかやってみたいという話を二人でして、本人の意向を僕は尊重しました」とコメントした。

　山本は4日、ウェブサイト上で「山本圭壱お笑いLIVE」を下北沢で開催することを告知。サイト上に載せられた同ライブのチラシには、入場料は「投げ銭」の形をとることや開催日などの概要が記されている。また山本は、「極楽とんぼ　山本圭壱」と加藤とのコンビ名と、2006年に改名した際に用いていた本名の圭一ではなく、旧芸名の圭壱を使用している。

　「スッキリ!!」で、「ここからだと思うんですよね。一からネタを作って、劇場も自分で借りて、自分でさらにビラも配って、告知して。ここからアイツがどこまでできるのか」と山本への思いを語った加藤。「その先には僕自身もやっぱり極楽とんぼとして、二人でいつかやりたいと思っているんで」とコンビでの復活も願っている様子を見せ、「ああいう形で、山本が一回この世界から去ってしまったということもあるんで、許していただけない方もいらっしゃるかもしれませんけど、僕は途中で極楽とんぼというコンビが終わってしまったということに、やっぱり納得いかない部分があるんですよね」と胸中を告白した。

　山本は2006年7月に淫行騒動を起こし、所属事務所から解雇。その後、山寺で修行している様子や一般企業に勤めている様子がたびたび報じられていた。

　山本を慕っていた後輩芸人のロンドンブーツ1号2号の田村淳は、ツイッターで山本の活動再開を喜ぶと同時に、「芸能界復帰に賛否あるのは、理解できるのですが…芸能界は甘いという言葉だけはどうしても納得がいかないのです…甘くはないです…」という言葉も寄せている。（濱島裕）