亀梨和也&深田恭子のラブシーンに牛も「めちゃくちゃ興奮」
KAT-TUNの亀梨和也が8日、都内で行われた映画『ジョーカー・ゲーム』の完成披露試写会に深田恭子、伊勢谷友介、入江悠監督と出席。激しいアクションのほか深田とのラブシーンを演じた亀梨は、「牛が分かってるのかめちゃくちゃ興奮しはじめて、途中に牛待ちみたいになりました」と笑いながら珍エピソードを明かした。
同作は『SR サイタマノラッパー』シリーズの入江監督がメガホンを取ったスパイアクション。もう一つの第2次世界大戦前夜という架空の時代を舞台に、スパイ組織「D機関」の司令塔・結城(伊勢谷)に命を救われた主人公・嘉藤(亀梨)が、機密文書をめぐって各国諜報(ちょうほう)員とし烈な争奪戦に挑む姿を描く。
ラブシーンについて亀梨が「すごく大変でした。まるまる2日かかって」と苦労をにじませると、入江監督は「亀梨くんと深田さんがいて1日で終わるわけにはいかないじゃないですか」と豪華2ショットにほくほく。亀梨自身も「監督がこういう画を撮りたいと明確にしてくださっていたので、しっかりと演じることができました」とご満悦で、「わらの上で牛が横から見てる変わったシチュエーションで、僕らはシーツ的なものを身にまとっていましたね」と撮影の様子を紹介した。
また、アクションでは『ボーン・アイデンティティー』シリーズのスピード感やジャッキー・チェンのようなユーモアあるアクションを目指したという本作。現場でどんどん高まる入江監督の要求に体を張って応えた亀梨は、「今回の映画に挑むにあたって、監督に『洋服全部脱いでそこに立って』と言われたら『はい』って言うくらいの覚悟で臨んでいました」と述懐。
亀梨をナイフで襲うシーンに挑んだ深田は、アクション指導のスタッフから「本当に亀梨さんの顔を狙って。亀梨さんは絶対避けられるから」と指導されたことを振り返り、「本当に避けてくださって、どんな風にいってもちゃんとかわしてくださってすごく頼もしかったです」と亀梨の身体能力に驚いた様子だった。(中村好伸)
映画『ジョーカー・ゲーム』は1月31日より全国公開