マット・デイモン降板 ケイシー・アフレックが主演へ
映画『インターステラー』や『キラー・インサイド・ミー』のケイシー・アフレックが、キャスティングの決まっていたマット・デイモンに代わって、ケネス・ロナーガン監督作『マンチェスター・バイ・ザ・シー(原題) / Manchester-by-the-Sea』に出演することになったと、The Boston Globeの取材で明かした。
ケイシー・アフレック出演『インターステラー』フォトギャラリー
映画『ユー・キャン・カウント・オン・ミー』と『ギャング・オブ・ニューヨーク』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、脚本家として名をはせているロナーガンが脚本も監督も務める本作は、配管工として働く男性が弟の訃報を受け、長い間足を向けていなかった故郷ボストンに帰り、弟の16歳の息子の面倒を見ることになるというストーリー。当初、マットが主演に決まっていたが、ケイシーは「マットができなくなったんだ。マットが出ないというのは、吉報さ」とコメント。交代劇の詳細は明かされていない。
ケイシーは、ケイト・ウィンスレットと共演した映画『トリプル・ナイン(原題) / Triple Nine』や、クリス・パインと共演し、1952年に起きた石油タンカーの衝突事故の際に、救助にあたった勇敢な沿岸警備隊たちを描く映画『ザ・ファイネスト・アワーズ(原題) / The Finest Hours』が、現在ポストプロダクション中だ。(鯨岡孝子)