世界8位・桐谷ヴァンパイアのお相手は映画初出演のA.B.C-Z戸塚祥太
映画『恋する●ヴァンパイア』(●はハートマーク)に、アイドルグループ・A.B.C-Zの戸塚祥太が出演することがわかった。戸塚は同作が映画初出演。ジャニーズJr.時代からの夢がかなったという戸塚は「まだまだ未熟者な僕ですが今後も大好きな映画の世界に参加できるように日々自分を磨き、日本の映画界に少しでも貢献したいです」と抱負を語っている。
同作は、昨年12月に米映画サイト・TC Candlerが発表した「世界で最も美しい顔100人」で8位ランクインの女優・桐谷美玲が主演を務める。桐谷が演じるのは吸血鬼の血を引くも、見た目は至って普通で世界一のパン職人になるという夢を持つ女の子・キイラ。作中で戸塚はキイラの相手役・哲(てつ)を演じる。戸塚は桐谷と共演した感想として、現場では常に落ち着いていたとした上で、「その一方、お弁当の時間になると女性陣で盛り上がっていたりと。強さとかわいさを兼ね備えた方だなぁという印象を受けました」と話している。
ストーリーはキイラが12歳の時に離れ離れになった初恋相手の哲と再会し、恋愛関係となるが、ヴァンパイアであるがゆえに人間との恋に葛藤を深めていくというもの。一方の哲はキイラと惹(ひ)かれ合うも、両親をヴァンパイアに殺された悲しい過去があるという難しい役どころだ。役づくりについて戸塚は、女性をうまくリードできず、理想の男性像とは違うとしつつ、「親しんでいただけるキャラクターになったと思います」と自信を見せている。
なお、哲は幼いころから歌手を目指しているという設定で、作中では戸塚の歌声も披露される。観客へのメッセージとして戸塚は「キュートでスピーディー! 鑑賞後は温かい気持ちになれるラブコメです」と見どころを語っている。(編集部・坂下朋永)
映画『恋する●ヴァンパイア』は4月17日よりTOHOシネマズ新宿(オープニング作品)ほかで公開