マット・ボマー、モンゴメリー・クリフトの伝記テレビ映画で主演
テレビドラマ「ホワイトカラー」のマット・ボマーが、俳優モンゴメリー・クリフトさんの人生を描いたHBO製作の伝記テレビ映画で主演を務めるとThe Hollywood Reporterなどが報じた。
最盛期のモンゴメリーさんはマーロン・ブランドさん、ジェームズ・ディーンさんに匹敵する人気を誇った二枚目俳優だったことで知られるが、交通事故で顔面の一部がまひする後遺症を患ってしまった。
テレビ映画は「モンティ・クリフト(原題) / Monty Clift」と題され、そんな複雑な彼の人生を描いていくそう。モンゴメリーさんは、映画会社の専属契約を結ぶことを拒否した最初の俳優としても知られているほか、映画『陽のあたる場所』で共演したエリザベス・テイラーさんと深い関係になったことでも有名。映画『地上(ここ)より永遠に』『ニュールンベルグ裁判』などで4度のアカデミー賞にもノミネートされている。
脚本は『あぁ、結婚生活』のアイラ・サックスと映画『スエリーの青空』のマウリシオ・ザカリーアスが担当。監督はまだ決まっていないようだ。
マットはテレビ映画「ノーマル・ハート」での演技が絶賛され、エミー賞にノミネートされたほか、ゴールデン・グローブ賞でも助演男優賞(テレビシリーズ・ミニシリーズ・テレビ映画)にノミネートされている。(澤田理沙)