ディズニー実写版とアニメ版どっちが好き?シンデレラ&ラプンツェルを比較
ディズニーの実写ミュージカル映画『イントゥ・ザ・ウッズ』に登場するシンデレラ(アナ・ケンドリック)&ラプンツェル(マッケンジー・マウジー)と、ディズニーアニメーション版のシンデレラ&ラプンツェルの比較ビジュアルが公開された。ハッピーエンドで締めくくられるアニメ版が愛らしい魅力にあふれているのに対し、実写版はどこか悲哀を感じさせる大人の女性の魅力を醸し出している。
シンデレラ&ラプンツェルの魅力をじっくり!比較ビジュアルフォトギャラリー
スティーヴン・ソンドハイムの同名ミュージカルを映画化し、ハッピーエンドを迎えた物語の主人公たちのその後を描く『イントゥ・ザ・ウッズ』。劇中では、世の女性の憧れでもあるプリンセスの等身大の悩みが明かされることに。その悩みを表すかのように、今回公開されたビジュアルでシンデレラは靴を両手に持ちながら城の階段に座り込み、何かを考えているような表情を見せ、ラプンツェルはアニメ版のように空を見上げて想像を膨らませるのではなく、塔の窓から外の世界を見下ろしている。
シンデレラ役のアナは同役について、「わたしのシンデレラは人々がよく知る平均的なシンデレラのように完璧じゃないの」と語る。続けて「もちろん舞踏会にも行くし王子と恋に落ちてプリンセスにもなるわ。でも、王子と一緒になった後の出来事で彼女は本当の自分と向き合い自分の間違いを認めるようになる。平均的なシンデレラのような潔白な被害者ではないのよ」と欠点があり複雑な女性だと主張。王子様(クリス・パイン)と何らかのトラブルを抱えていることをにおわせる。
またラプンツェル役のマッケンジーは、作中の一番好きなセリフに「願い事はかなう。でもタダではないけれど」と現実的な言葉をチョイス。脚本家のジェームズ・ラパインによると、今回のラプンツェルは、「彼女が体現しているのは、自宅から抜け出し、両親の言うなりになるのではなく、大人のようなことをしたいと思う思春期を過ぎたティーンエージャーの娘」とのこと。楽しい外の世界を夢見る少女だったアニメのラプンツェルとは違い、大人ぶりたい難しい年頃の女性になっているようだ。
そのほか本作には、メリル・ストリープ、ジョニー・デップらが出演。監督は『シカゴ』のロブ・マーシャル。(編集部・井本早紀)
映画『イントゥ・ザ・ウッズ』は3月14日より全国公開
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