『攻殻機動隊 新劇場版』は夏公開!草薙素子、出生の謎に迫る!
人気アニメ「攻殻機動隊」シリーズの完全新作となる長編映画のタイトルが『攻殻機動隊 新劇場版』に決定し、今年の夏に全国公開されることが明らかになった。
「攻殻機動隊」は、1989年に士郎正宗が発表したSFコミック。押井守監督が映画化した『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(1995年)以来、映画、テレビシリーズ、OVAとして映像化され続け、ジェームズ・キャメロン監督をはじめとする世界中のクリエイターに影響を与えるなど、絶大な支持を獲得してきた。
連載開始から25年という節目の年に公開される新作について原作者の士郎は、『攻殻機動隊』シリーズが「最初から劇場用作品として制作されたもの」に限ると4作目になることに触れ、「25年前には『攻殻機動隊』というタイトルがこんなに長く生き延びて、遠いところまで旅をする事になるとは思わなかった。関係者諸氏に感謝すると共に、今回も既存作品同様、多くの方々に楽しんで頂ける 作品になる事を祈っている」と喜びを語っている。
新劇場版では、シリーズの主人公で、一級のハッカースキルを持った全身義体のサイボーグ・草薙素子の出生の秘密が明らかになるとのこと。公開された特報映像では、大量の自分の義体が並ぶ中にたたずむ素子が映し出されており、新たな物語への期待が高まる。
また、2013年から劇場でイベント上映が行われた『攻殻機動隊ARISE』シリーズが4月からテレビ放送されることも決定。さらに、新宿駅コンコース内で展開されている『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の映像広告に、本日から素子が出現。同作とのコラボレーションを披露するといい、こちらも大勢のファンから注目を浴びることになりそうだ。(編集部・入倉功一)
「攻殻機動隊 新劇場版」は2015年初夏 全国公開