ももクロに灰皿が飛ぶ!実力派女優・黒木華が鬼の形相で演技指導?
女性アイドルグループ、ももいろクローバーZ(玉井詩織、高城れに、佐々木彩夏、百田夏菜子、有安杏果)の主演映画『幕が上がる』から、女優の黒木華が鬼の形相で5人を追い詰め灰皿を投げつける、衝撃的なレッスン風景(?)を捉えた予告編映像が公開された。
ももクロ演じる高校の弱小演劇部員たちが、学生演劇の女王として知られた教師・吉岡(黒木)との出会いをきっかけに、全国大会出場を目指す姿を描く本作。自身も学生演劇から発掘され、映画『小さいおうち』(2013)でベルリン国際映画祭の最優秀女優賞にあたる銀熊賞を受賞した黒木が、鍛え上げられた演技力を発揮する。
公開された予告編は、黒木ふんする吉岡先生が、まさに鬼の形相で部員たちを指導する場面からスタート。これは夢なのかそれとも現実なのか……容赦なく飛ぶ灰皿と怒号に、百田が演じる演劇部の部長・高橋さおりが追い詰められていく様子が、コメディータッチで描かれる。
また映像内では、本作の主題歌となるももクロの新曲「青春賦」も初お披露目。演劇部を引っ張っていかなければならないさおり(百田)、演劇部の看板女優・ユッコ(玉井)、部内のムードメーカー・がるる(高城)、演劇強豪校からの転入生・中西さん(有安)、さおりを慕う後輩部員・明美ちゃん(佐々木)たち5人の少女が、それぞれに抱える悩みや困難と向き合いながら全国を目指す姿をさわやかなメロディーが彩る。
原作は劇作家・平田オリザの同名小説。『踊る大捜査線』シリーズの本広克行監督がメガホンを取る。ももクロ主演の舞台版も製作され、5月より上演予定だ。(編集部・入倉功一)
映画『幕が上がる』は2月28日より全国公開