世界の映画賞を席巻!鬼音楽教師と学生の狂気のレッスン描く『セッション』4月日本公開
鬼音楽教師と学生の狂気のレッスンを活写し、サンダンス映画祭グランプリ&観客賞受賞をはじめとした世界の映画賞を席巻している『Whiplash』の邦題が『セッション』に決まり、4月17日より日本公開されることがわかった。
本作は、世界的ジャズドラマーを目指し、名門音楽学校に入学したニーマンと伝説の鬼教師フレッチャーの姿を描いた衝撃作。常人には理解できない完璧さを求め、ニーマンに浴びせられる容赦ない罵声。やがてレッスンは狂気を帯び、加速の一途をたどる……。
圧倒的オリジナリティーと狂気のレッスンの果てに待ち受ける圧巻のラストで世界を驚かせたのは、本作で長編デビューを果たした29歳のデイミアン・チャゼル監督。『ダイバージェント』のマイルズ・テラーがドラムにのめり込んでいくニーマン役で見る者を圧倒する演技と演奏を見せている。
中でも圧巻なのが、狂気に満ちた怪演で世界の映画賞レースを独走している鬼教師フレッチャー役のJ・K・シモンズだ。映画『スパイダーマン』の編集長役など名脇役として活躍してきたベテランは、本作で初のゴールデン・グローブ賞ノミネートを果たし、アカデミー賞ノミネートも確実視されている。(編集部・市川遥)
映画『セッション』は4月17日よりTOHOシネマズ新宿ほかにて全国順次公開