ブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロとの共演作で監督デビューか
映画『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』のブラッドリー・クーパーが、ロバート・デ・ニーロと共演する新作『ハネムーン・ウィズ・ハリー(原題) / Honeymoon with Harry』で、監督デビューを果たすかもしれないとDeadline.comが伝えた。
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本作は、2012年に出版されたバート・ベイカーの同名小説の映画化。出版になる以前の2004年、企画段階ですでに本作プロデューサーのマイク・カーツが映画化権を獲得していた。
その後、映画『クラッシュ』のポール・ハギスが脚本を執筆し、メガホンを取るという話も浮上。ヴィンス・ヴォーンとジャック・ニコルソンがキャスティングされる可能性もあった。
製作予算が削減され、それでもジョナサン・デミ監督がメガホンを取る可能性も示唆されたが実現には至らず。そんな中で、主演に決まっているクーパーが監督に興味を持っているとのニュースが伝えられた。
本作は、さんざん女性との浮き名を流してきたアルコール依存症の男性の人生が、ある女性と恋に落ちたことで一転するが、妻が二人の結婚式当日に命を落としてしまうというストーリー。主人公の男性役をクーパーが、彼に反感を抱いている義父役をデ・ニーロが務めることになっている。
映画『ラブ・アゲイン』の脚本家ダン・フォーゲルマンが、現在脚本のリライトにあたっている。(鯨岡孝子)