『ニューヨーク1997』のリメイク作品がジョン・カーペンター製作総指揮で本格始動!
映画『ハロウィン』『遊星からの物体X』などでおなじみのジョン・カーペンター監督が1981年に手掛けた映画『ニューヨーク1997』のリメイク作品の製作が、本格的に始動していることがDeadlineや複数のメディアによって明らかになった。
オリジナル版は、アブコ・エンバシーが配給を担当し、製作会社スタジオカナルがその映画化権を所有していたが、このたび20世紀フォックスがそのリメイク権を獲得したようだ。
このリメイク版は、映画『フライト・ゲーム』のアンドリュー・ローナ、アレックス・ハインマンの製作会社ザ・ピクチャー・カンパニーの下で製作されることになり、さらにジョン・カーペンター自ら製作総指揮も担当することになった。
オリジナル版は、犯罪のはびこる1997年のアメリカが舞台。ニューヨークのマンハッタン島はコンクリートの壁に囲まれ、終身刑の囚人のための刑務所となっていた。ある日、大統領専用機がテロリストに襲われ、マンハッタンに墜落してしまう。そこで、かつて特殊部隊のメンバーであった終身刑囚スネーク・プリスキンが、恩赦と引き換えに大統領の救出任務を任されるというもの。
今のところキャストや監督は決まっていないが、ジョン・カーペンター製作総指揮のもと、どのように描かれていくか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)